SBI証券とマネックス証券を徹底比較|口座開設するならどっち?

投資・資産形成

「NISA口座、結局どこで開けばいいの?」

これ、私も5年前に同じことで悩みました。広告代理店に勤めて10年以上、投資を始めたのは30代に入ってから。最初は「とりあえず有名なところで」とSBI証券を選んだのですが、当時は比較検討もせずに決めてしまって…正直、もう少し調べればよかったと今でも思います。

この記事では、私が実際に5年以上使っているSBI証券と、サブ口座として開設したマネックス証券を、手数料・NISA・投資信託ラインナップ・使いやすさの4軸で徹底比較します。

「どっちが自分に合っているか」が読み終わる頃にはっきりわかるように書きましたので、ぜひ最後まで読んでみてください。


SBI証券とマネックス証券の基本スペック比較

まずは両社のスペックをざっくり頭に入れておきましょう。

項目SBI証券マネックス証券
口座数1,500万口座突破(2025年11月)約270万口座(2025年)
設立1999年1999年
米国株取扱数約4,263銘柄5,000銘柄超
投資信託本数約2,600本NISA成長投資枠1,299本
NISA対応
iDeCo対応
クレカ積立(最大還元)三井住友カード(最大3%)dカード(最大3.1%)
主要ポイントVポイント・Tポイント等5種dポイント・マネックスポイント
親会社SBIホールディングスNTTドコモ(2024年〜子会社)

2025年11月にSBI証券グループが国内初の1,500万口座を突破するなど、業界の伸びは今も続いています。一方、マネックス証券はNTTドコモとの資本業務提携(2024年)以降、dポイント・dカードとの連携が強化されて存在感が増しています。数字だけで判断するのは早計です。


手数料比較|どちらが安いか

結論から言うと、現在は両社ともほぼ同水準です。

2023年に業界全体で国内現物株の手数料無料化が進み、両社とも主力プランでは実質ゼロ円になりました。

国内現物株の手数料(2025年時点)

プランSBI証券「ゼロ革命」マネックス証券「ゼロコース」
1約定あたり無料無料
1日定額プラン100万円まで無料100万円まで550円

ここで1点だけ気になるのが、マネックスの1日定額プランは100万円超から手数料がかかるという点。頻繁に大きな額で取引する人は、SBI証券の方が使いやすいかもしれません。

米国株の手数料

項目SBI証券マネックス証券
取引手数料約定代金の0.495%(最低0米ドル)約定代金の0.495%(最低0米ドル)
為替手数料(買付時)無料(リアルタイム為替)無料(買付時)
為替手数料(売却時)25銭25銭
NISAでの米国株手数料無料無料(キャッシュバック)

2025年時点では、SBI証券も「ゼロ革命」の一環でリアルタイム為替の手数料を無料化しており、以前ほどの差はなくなっています。ただしNISA口座での米国株取引は両社ともに実質無料なので、長期積立メインなら手数料差はほぼ気にならないレベルです。


NISA口座で使うならどちらがおすすめか

新NISAが2024年にスタートして以降、「どこでNISA口座を開くべきか」という相談が身の回りでも増えました。私の職場の同僚も「SBIとマネックスで迷ってます」と聞いてきたほどです。

NISA対応状況の比較(2025年最新)

項目SBI証券マネックス証券
成長投資枠○(1,299本)
つみたて投資枠○(273本・業界最多水準
クレカ積立(NISA)三井住友カードdカード・マネックスカード
クレカ積立 最大還元率最大3.0%(プラチナプリファード)最大3.1%(dカード PLATINUM)
通常クレカ還元率0.5%〜1.0%1.1%(マネックスカード)
ポイント投資○(dポイント1ポイント〜)
投信積立最低額100円〜100円〜

ここが最大のポイントです。2025年時点での最大還元率では、dカード PLATINUMを使ったマネックス証券が3.1%とわずかに上回ります

ただし、dカード PLATINUMの年会費は3万3,000円(税込)かかります。三井住友カード プラチナプリファードも同様に年会費がかかるので、実際には「今持っているカードで何%還元になるか」をまず確認するのが先決です。

何も持っていない状態から選ぶなら、マネックスカード(年会費無料)の1.1%か、三井住友カード(NL)の0.5%を比べると、マネックスカードの方がコスパは高いという計算になります。

また、マネックス証券のつみたて投資枠は273本とネット証券最多水準。金融庁が定めるつみたて投資枠対象のファンドは全部で311本なので、ほぼすべてをカバーしている計算です。

NISAに限った結論:三井住友プラチナ系カードを持っているならSBI証券、dカード PLATINUMやドコモユーザーならマネックス証券、それ以外はマネックスカード還元率の高さからマネックス証券がわずかに有利、というのが2025年版の私の見解です。


投資信託のラインナップ比較

投信の本数だけで見るとSBI証券(約2,600本)がマネックス証券をリードしていますが、実際のところ「本当に買いたいファンドがあるかどうか」の方が重要です。

主要インデックスファンドの取り扱い

ファンド名SBI証券マネックス証券
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
SBI・V・S&P500インデックス×
eMAXIS Slim 先進国株式
ニッセイ外国株式インデックスファンド
楽天・全世界株式インデックス

定番インデックスファンドはほぼ両社で買えます。「SBI・V」シリーズはSBI証券独自商品なので、これを使いたいならSBI証券一択です。

マネックス証券の強みは米国個別株・ETFの充実度と、ドコモ連携以降に強化されたサービス体制です。投信ラインナップ単体での差は以前ほど大きくなく、普通に積立投資をするうえでは両社どちらでも困ることはないでしょう。


使いやすさ・アプリの比較

ここは正直、好みが分かれる部分です。私が両方のアプリを使ってみた感想をそのまま書きます。

SBI証券アプリ(「かんたん積立 アプリ」「SBI証券 株アプリ」ほか)

SBI証券はアプリが複数に分かれていて、最初は少し戸惑います。株用・投信用・NISAチェック用…と目的別に使い分ける必要があります。機能は豊富なのですが、「全部を一画面で見たい」というユーザーには少しストレスがあるかもしれません。

ただし、マーケット情報の充実度やチャート分析ツールはさすが業界最大手。国内株を本格的に取引したい人には十分すぎるくらいの機能があります。

マネックス証券アプリ(「マネックス証券」「マネックストレーダー」ほか)

マネックスのアプリはUI設計がシンプルで、投資初心者でも直感的に操作しやすいです。ポートフォリオの管理画面が見やすく、「今自分がどんな資産を持っているか」がひと目でわかります。

2024年のドコモ連携以降、dポイントやdアカウントとの連携が加わり、使い勝手がさらに上がっています。米国株取引専用の「マネックストレーダー米国株 スマートフォン」は、銘柄検索から購入まで一本で完結できるのが便利です。

項目SBI証券マネックス証券
アプリの直感性△(複数アプリに分散)◎(シンプルで使いやすい)
情報・分析ツール◎(豊富)○(必要十分)
米国株取引のしやすさ
資産管理画面
dポイント連携×
PCサイトの使いやすさ

【私の体験談】SBI証券を5年使って感じたリアルな話

広告代理店に勤めながら投資を始めたのは2019年のこと。当時は「とりあえず口座数が一番多いところが信頼できるだろう」と、なんとなくSBI証券を選びました。

最初の2年はほぼ放置。毎月2万円だけ積立設定して、見るのも怖くてアプリを開かない日が続きました。それでも積立だけは続けて、2020年のコロナショックで一時的に大きく下落したときも、なんとか売らずに持ちこたえました。

転機は2021年。会社の先輩から「米国の個別株もやってみたら?」と勧められて、S&P500に加えてAppleやMicrosoftを少し買い始めたのです。このとき初めてSBI証券の「外国株取引」の画面に触れて、正直「使いにくいな」と感じました。

そこで2022年にマネックス証券のサブ口座を開設。米国株専用の口座として使い始めたら、これが思いのほか使いやすくて。特に為替手数料の安さ、そしてアプリのシンプルさは積み重なるとじわじわ効いてきます。

今はSBI証券をNISA・投信のメイン口座、マネックス証券を米国個別株のサブ口座という使い方に落ち着いています。「どちらか1つ」より「目的別に使い分ける」のが、私の結論です。2025年時点でマネックスがドコモ傘下になったことで、dポイントが貯まりやすくなったのも地味にありがたいと感じています。


【結論】こんな人はSBI証券・こんな人はマネックス証券

ここまで読んでくれた方のために、ズバリまとめます。

SBI証券がおすすめな人

三井住友カード(プラチナプリファードなど)を持っていて、クレカ積立のポイント還元を最大限に活用したい人はSBI証券が有利です。また投資信託の種類が多い方がいい、国内株もしっかりやりたい、という人にも向いています。口座数1,500万という規模の安心感も、初めての証券口座としては心強いポイントです。

※口座開設はこちら(公式サイト)
https://www.sbisec.co.jp/

マネックス証券がおすすめな人

ドコモユーザー・dカードホルダーで、クレカ積立3.1%という最高水準の還元率を活かしたい人にはマネックス証券が刺さります。米国株・ETFをメインに取引したい人、アプリのシンプルさを重視する人にも向いています。マネックスカードだけでも1.1%の還元が取れるので、「SBIほどのカードを持っていない」という人にも選びやすい一択です。

※口座開設はこちら(公式サイト)
https://www.monex.co.jp/


よくある質問

Q. SBI証券とマネックス証券、両方口座を持ってもいいですか?

全く問題ありません。NISA口座は1人1口座のみですが、特定口座や一般口座は複数の証券会社に持てます。私のように「積立はSBI、米国株はマネックス」という使い分けをしている投資家は多いです。

Q. NISAは後から証券会社を変更できますか?

できます。ただし、変更手続きには時間がかかり、変更年の1月1日時点での手続きが必要です。「今年NISAを使った後に変更する」はできないので、慎重に選びましょう。なおNISA口座の残高を他社へ移管することはできません。

Q. マネックス証券はNTTドコモの子会社になったって本当ですか?

はい。2024年1月より資本業務提携が開始し、マネックス証券はNTTドコモの子会社となりました。これにより、dポイントの活用・dカードでのクレカ積立(最大3.1%還元)・dアカウント連携などが利用可能になっています。ドコモユーザーには特に恩恵が大きい変化です。

Q. クレカ積立のポイント還元はどちらが得ですか?

最大還元率で比べると、マネックス証券のdカード PLATINUM(3.1%)がわずかに上回ります。ただし年会費3万3,000円が必要です。年会費無料カードの通常還元では、マネックスカード(1.1%)がSBI証券の三井住友カード(NL)(0.5%)を上回ります。持っているカードと年会費コストを含めて計算することをおすすめします。

Q. 初心者はどちらから始めるべきですか?

迷ったらSBI証券をおすすめします。口座数が圧倒的に多い=サポート情報や口コミが豊富なので、困ったときに調べやすいです。アプリの複雑さは慣れれば気にならなくなりますし、投信のラインナップも業界最大級です。


まとめ

SBI証券とマネックス証券、どちらが「いい」かではなく「誰に合っているか」で選ぶのが正解です。改めてまとめると:

SBI証券は2025年11月にグループ1,500万口座を突破した業界の絶対王者。投信本数・情報量・安心感でリードし、三井住友カードとの組み合わせで高還元のクレカ積立が使えます。

マネックス証券は2024年のドコモ傘下入りでdポイント・dカードとの連携が強化。クレカ積立還元率は最大3.1%と業界最高水準で、米国株5,000銘柄超・つみたて投資枠273本という充実ぶりも魅力です。

私の結論は「両方使えばいい」ですが、まず1口座を開くなら、三井住友カード保有者はSBI証券、ドコモ系ユーザーまたはシンプルに高還元を求めるならマネックス証券を選ぶと後悔が少ないと思います。

証券口座の開設は無料で、維持費もかかりません。悩む前にまず口座を開いてしまうのも、投資を始める上で大切な一歩です。

▼ SBI証券の口座開設はこちら(無料・最短翌営業日) ※口座開設はこちら(公式サイト)
https://www.sbisec.co.jp/

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【免責事項】 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品・証券会社への投資・利用を推奨するものではありません。投資にはリスクが伴い、元本を割り込む可能性があります。記載している手数料・スペック・サービス内容は執筆時点(2025年)の情報であり、最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。投資に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行ってください。本記事にはアフィリエイトリンクが含まれており、リンク経由での口座開設により筆者に報酬が発生する場合があります。

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